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東京校デザイナー 服部久美子のフラワーアレンジメント
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『ふきのとうと1通の便り』

以前通われていた生徒さんから、先日突然手紙が届いたんです。その方の近況の便りと一緒に「ふきのとう」も送られてきました。なんだか、涙がでそうなくらい感動してしまって。学校を離れてかなり長い方でしたけど、その方にとっては今でもヒビヤフラワーアカデミーでの経験が「かけがえのない思い出」として残ってくれているんだなって感じました。こういったお便りももらえることも、ひとつ講師冥利に尽きることだったりしますよね。
ちなみに、ふきのとうはてんぷらにして味わいながらいただきました!!

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―― 制作された作品には、何かモチーフがあるのですか?

服部:神戸にある祖母の庭をイメージして制作しました。その庭の印象は、今でも強く頭に焼き付いていて、季節の花に囲まれている祖母をいつも羨ましく思っていました。そんな祖母の庭のイメージを壊さないように、あまり人の手が入ったような人工的な感じにせずナチュラル感を意識しました。

―― 服部先生が作品を制作するにあたってのポリシーみたいなものって何でしょうか?

服部: 花本来の姿形を壊してまでデザインをすることはないように心掛けています。
今回私が制作したようなナチュラルな雰囲気のものであったり、逆にもっとデコラティブなものであっても、花本来の美しさが引き出せるようなデザインをするようにしています。

―― なるほど。では、服部先生が得意なデザインというか、好まれるイメージというのは何ですか?

服部: 曲線的なデザインが好きですし得意としています。イメージも柔らかく、優しい感じが好みです。色にしても、強い色よりはソフトな色の方が好きですね。

―― 色と言えば、服部先生は色彩に関して積極的に取り組まれているとのことですが、きっかけは何だったのですか?

服部: 昔から私は絵画や工芸品を観るのが好きで、今でもよく美術館には足を運びます。その中で絵画や工芸品のフォルムだけでなく、色の調和や組み合わせにすごく興味を持っていたんですね。どうしてそのような美しい色や調和が出せるのだろうなどと思っていました。そして、講師という仕事を始めたのをきっかけに、必要でもあった色彩の勉強を始めました。

 

―― 今まで数多くの作品を作られたと思うのですが、はじめてご自身で制作された作品をプレゼントしたのは、どなただったのですか?

服部: 私の知人の友人です。私の直接の知り合いというわけではないのですが、その方に「ユーチャリスのブーケ」を作りました。入社して間もない頃だったので、かなり緊張しましたね(笑)。

―― デザイナーとしての初仕事は何もトラブルもありませんでした?

服部: それがトラブルがあったんですよ(笑)。注文したユーチャリスが咲いていなくって、あわててもう一度頼みなおしたのです。ただでさえユーチャリスは花が繊細で扱うのが難しいので、トラブルも重なって緊張の連続でした。でも、最後にお礼の手紙と写真が送られてきたときは、苦労が報われたって感じでした。嬉しかったですね。ちなみにブーケは当日に花婿さんが取りに来て、式の前だというのにすでに感激していました。(笑)

―― これまで多くの経験によって服部先生は様々なノウハウをお持ちでしょうが、仕事以外でそういったノウハウや知識が活かされる機会ってありますか?

服部: ノウハウではないですが、何に対しても興味が湧くようになりました。意識の変化ですね。今までは自分の興味があるものにしか目がいかなかったですが、例えば、普段歩きなれた道でも以前なら見向きもしなかったようなお店や本などにも引き寄せられて新しい発見ができ、すごく楽しいです。宝物を見つけたって感じかな。

―― アンテナの感度が良くなったってことですよね。

服部: そうだと思います。ただし、大切な事は発見することではなくって「自分がなぜそれに興味を持ったのか?」ということを追求していくことだと思います。今では花以外のものにも目を向け、自分なりに良し悪しを理解し吸収するようになりました。

――今後服部先生がお花で表現したいもの、したら面白いだろうなぁって思うものを聞かせていただけますか?

服部: 「楽しむ」をキーワードに五感で楽しめるようなフラワーデザインをしてみたいですね。もちろんお花だけで表現できないものもあるでしょうが、究極的には私のフラワーアレンジ一つで「見る」「聴く」「嗅ぐ」「味わう」「触る」を楽しんでもらい、生活に彩を加えられたらいいなって思います。
メッセージ

東京校デザイナー 服部久美子 服部 久美子(東京校デザイナー)

分かり易いレッスンと的確なアドバイスを常に心掛けています。また色彩学やアロマセラピーなどにも積極的に取り組むことで、幅広い知識を身につけ、一人でも多くの生徒さんのお手伝いができればと思います。
 


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